10年ほど前でしょうか、動画や漫画は書くのは面倒だけど、アスキーアートで物語を書くのはなんとかなった時代に「やる夫」というキャラクターを主人公にした物語が数多く投下されました。
今回は、当時、愛してやまなかった彼の物語を紹介したいと思います。
やる夫がうつ病になったようです
おそらく、私が一番最初に遭遇したやる夫スレであり、やる夫という架空のキャラクターにも関わらず、その物語の進行は恐ろしいほど現実味があります。
私がメンタルヘルスマネジメント検定試験とかいう謎の資格をとったり、労務関係で選択肢間違ったら人死にがでるわとかいう覚悟をもったのはだいたい、こいつのせいです。
やる夫が葉隠武士になるようです
隆慶一郎氏の作品に「死ぬことと見つけたり」があります。
この物語は、残念なことに最終回の一歩手前に作者が亡くなって未完となりました。「やる夫が葉隠れ武士になるようです」では、この未完の物語をスレ主の解釈で やる夫の物語とし て見事完結を私たちに見せてくれたものでした。
新・やる夫の関が原戦線異常アリ
関ケ原で西軍を裏切ったとされる小早川英秋を主人公として、三年近くも連載していました。
多くの物語では、ネガティブな描かれ方をされている彼を掘り下げて描写し、その魅力を読者に知らしめました。また主人公だけでなく、周りのキャラクターも魅力的に描かれており毎週の楽しみでした。
やる夫がフューラーになるようです
やる夫がドイツの有名な彼になってしまうまでの物語です。
あと、MADで忙しい彼の有名なセリフ「おっぱいぷる~ん!」の謎にも迫っています。
やる夫で学ぶ昭和天皇
やる夫とやらない夫がタイムトラベルして国民的象徴に「好きな食べ物を聞きに行く」というタイムトラベルの無駄遣いをする物語です。短編で読みやすい作品です。
さいごに
動画の普及等により、流行は去りましたが、 他にも大量のやる夫の物語があります。 きっと、皆様の趣向にあった作品がきっとみつかると思うので、たまにはやる夫スレを検索してみてはいかがでしょうか。