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ジャッキー・チェンの名作の一つにポリスストーリーがあると思います。かくいう私も金曜ロードショーで録画したポリスストーリーをビデオが擦り切れるほど観た記憶があります。
当時は若く、カーチェースやガンアクション、カンフーシーンさえあれば満足していましたが、四半世紀後の今、ポリスストーリーを見ると新しい発見がありました。
四半世紀後の登場人物のイメージ
我らがジャッキー。 四半世紀前は、コミカルな面もあるが正義に熱い模範的な警官だとおもっていたが今にしてみると、割と組織人としてまずい面もあったりする。 | |
四半世紀前はただの護衛対象のヒロインだったが、今まみると想像以上にえぐいアクションをしたり、自分を裏切った人間には、きっちり報復する女ソルジャー。 たぶん警察も敵の悪役も彼女を大事に扱っていたら物語はすぐに終わっていた。 | |
四半世紀前はただのジャッキーのうざい恋人にみえたが、今見ると主人公がどん底のときにもよりそう聖女。 結構えぐいアクションをさせられている。 | |
悪役のボス。 ジャッキーにつまらない仕返ししないで、愛人を大事にしていれば勝っていた。 | |
署長。 四半世紀前は秩序にうるさいタイプでウザい上司枠だった気がするが、今みると、意外と良い上司。 | |
ジャッキーの直属の上司。スネ夫ポジと思いきや、 今みると、意外と良い上司 | |
同僚。 銃撃戦で失禁するなどの見せ場があり、きっと物語のなかで成長するフラグとか思いきや、そのまま終わった。 |
四半世紀後の感想
犯人逮捕のため、村を壊滅させたり、離間の計を用いて証人を囮として使ったり、証人の信用を得るため自作自演をやったり香港警察がヤバイです。
あと、今見るとヒロインが想像以上に魅力的でした。
証人役のヒロインは、守られるだけ系の軟弱なヒロインでなく、自分を裏切った連中にしっかりと落とし前をつけようとするし、最終局面では戦闘力がないはずなのに戦うという女ソルジャーっぷりが光ります。
ジャッキーの恋人役は、四半世紀前はウザい恋人にしかみえなかったのですが、今にしてみると、指名手配されているジャッキーにちゃんとより沿ってくれるいい娘です。あんなにひどい目に合わせたジャッキーに文句は言うもののちゃんと支えてくれるとは、まさに聖女と言っても過言ではないでしょう。
直属の上司は署長の腰ぎんちゃくと思いきや、重要な局面では部下をかばってくれるいい上司で、署長も秩序にはうるさいですが、場合によっては色々なことに目を瞑る度量があったりして、彼もまたいい上司でしょう。
残念だったのは冒頭で失禁した同僚で、覚醒フラグなどにつながるかと思いましたがそんなこともなく、ただ失禁しただけだったりします。
さいごに
ジャッキー成分でもいれるかと軽い気持ちで見始めましたが、想像以上に昔の印象と違って驚きました。皆様も、昔みた映画を見直すときっと新しい発見があるかもしれません。