ヒトラー詐欺をしない名作映画のプライム閲覧期間が10/24までな件

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ことあるごとに「ナチスのようだ」というセリフがテンプレとなっている昨今、良いことなのか悪いことなのかわからないですが、ナチス、そしてヒトラーのお話を聞くことも多いことでしょう。創作物ではサメ、ゾンビ、宇宙外生命体と並んで取り合えずヒトラーとナチスのせいにしとけば、話がまとまってしまうのは否定できないでしょう。

そのため、おまじないのように作品のタイトルにヒトラーを付けとく風潮があります。Amazon Primeでもこういった風潮に毒された作品がいくつか存在します。

ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男

原題:Darkest Hour 。別にヒトラーは活躍しない。

ヒトラー最終兵器

ヒトラーの落とし子vsスターリンの犬という副題だったか、実際のところヒトラーは出ない。原題は OUTPOST: RISE OF THE SPETSNAZ. でシリーズ物の3作目だったらしい。あと、ナチスの秘密兵器より、ソ連の軍人の方がよっぽど化物でした。

上記の作品はヒトラーの出番がなく、まさにヒトラー詐欺といえるでしょう。おそらく邦題つけた方の「ヒトラーつけておけば、お前らホイホイ」見るんだろという心の声が聞こえてきそうです。

さて、そんな中、ちゃんとヒトラーの描写を主軸においた作品もAmazon Primeで公開されています。

ヒトラー ~最期の12日間~

帰ってきたヒトラー

ヒトラー最期の12日間は「おっぱいぷる~ん!」の素材として使われていますが、その内容はヒトラーの最期を、同時に 敗戦国の最期の悲劇を描いたものであります。

帰ってきたヒトラーは最近はやりの転生ものでヒトラーが現代社会に転生した話になっています。これをコメディーとしてとるかホラーとしてとるかは人次第ですが、どちらに捉えても一見の価値はあるでしょう。原作を読んだ方も見て損はないです。なお、途中に現代の市民とヒトラーが話すシーンがいくつかありますが、市民は役者ではないということだけ付け加えておきます。

ただ、残念なことにこれらのヒトラー詐欺をしていない、これらの名作のAmazon Primeでの閲覧期限は2019/10/24までとなっています。まだ観ていないかたは是非ともこの機会に閲覧してみてはいかがでしょうか?

なお、私は「ヒトラー最期の12日間」→「帰ってきたヒトラー」その後、悲劇とホラーと区別のつかない喜劇を味わった気晴らしとして「ヒトラー最終兵器」を観て頭の中をリセットしました。

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