私の愛したテキストサイト

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Twitterとかブログとかいうサイトが流行る遥か昔、人々は貧弱な通信回線で面倒なHTMLを書きながら、どれだけ面白いことをやるかを追求していました。

今でこそ、画像や動画をインターネットで見れる時代になりましたが、モデム全盛期の当時はイラストの表示すらままならない時代、人々はテキストで自己表現をするという選択肢を取っていきました。

当時、私が愛したテキストサイトが20年後にどうなったか、見てみることにします。

侍魂

http://www6.plala.or.jp/private-hp/samuraidamasii/

先行者の登場で一躍有名になった テキストサイトのトップランナー でした。侍魂のテキストの書き方は間違いなく、後続のサイトのテンプレート的なものになっていったものだったと思います。

残念なことに2002年の3月あたりで更新がとまっているようです。

テキスト王

https://kudok.com/

自身が小説家を目指す記録である「さっか道」、メーリングリストという舞台で殺人事件が始まる「メールフレンド」が掲載されていました。

残念なことに2014年で更新は止まっているようですが、小説をGithubで登録してブランチを使って本編と裏話を連載しようと試みていたようです。

我妻との闘争

MacPeople で連載していて書籍化もされたサイトで、パソコンに金をかけて嫁さんに怒られるとという話を何年にもわたって書き続けていました。

残念なことにオリジナルサイトは見つけられませんでしたが、現在ははてなブログで活動なさっているようです。

https://kureage.hatenablog.com/

バーチャルネットアイドル・ちゆ12歳

http://tiyu.to/

VTuberという概念が始まる20年前から存在していた、電脳アイドルです。

驚愕すべきが最終更新日が2019年9月であり、ページのデザインは昔から変わっていませんが、 VTuberデビューも果たすという最新技術にも対応しつつ、 インターネットの老人たちを満足させることに成功しています。

最後に

その他にも多くのテキストサイトが存在しましたが、残念なことに、すでに私自身の記憶が風化していたり、ページ自体が消えていて追いかけることができませんでした。

今現在、当時読んでいたテキストサイトを読む人は少なくなりましたが、当時はテキストサイトを日課で見て笑い、自分自身でHTMLでホームページを書いてアクセスカウンタの増加に興奮していた老人は大勢いたことでしょう。

おそらく、テキストサイトが復活することはなく、今、多くの人が楽しんでいるYoutubeやニコニコ動画やTwitter等もいずれ別の何かに置き換えられていくのだろうと思うと諸行無常を感じますね。

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